院長ご挨拶

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このたびは当院のホームページをご覧いただき有難うございます。
平成30年に生まれ育った地元で開業し、おおよそ7年(令和7年4月現在)が経過しました。
開業時の理念として「地域包括ケアシステムに溶け込み、南河内地区の地域医療の一翼を担う」ということを掲げて診療を続けてきました。中核病院との病診連携や地域の他科の診療所の先生方、その他訪問看護師、理学療法士、ケアマネージャーなど多職種の方々との連携を大切にしてきました。お陰様で様々な方面から御相談・御紹介していただくことが増え、日々充実した診療を行うことが出来ております。

今後高齢化社会が進み、団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降には医療の面や介護の面から様々な問題が噴出してくることは間違いありません。引き続き排泄に関わる専門家として診療を続けていくことはもちろんですが、泌尿器科医といえども生活習慣病の管理や認知症の方への対応、新型コロナウイルス感染症をはじめとした感染症対策など様々な知識が要求されることをこの7年の間に実感しました。

また高齢化に伴い通院が困難となってくる患者さんも多くおられ、往診や訪問診療の需要が高まっていることも日々感じます。当院も開院以来多くの患者さんの往診や訪問診療を行っており、時には自宅で最期を看取らせて頂くことも経験しました。

地域医療を担う以上、泌尿器科医としての専門医療のみならず、幅広い医学的知識の必要性さらに全人的な対応力が不可欠だと痛感します。これからも地域のニーズに応えられるよう知識・経験をアップデートするのはもちろんのこと、人間力もしっかりと磨いていきたいと思います。

院長 南方 良仁

診療方針

わかりやすい言葉で理解できる説明を心がけます。

病気をしっかり治すためにはご自身が病気のことを理解することが何より重要です。専門用語をできるだけ使わず、分かりやすい言葉で病気や治療方針について説明します。理解できないことやわからないこと、心配なことがあれば、遠慮なく質問、相談してください。

プライバシーに配慮した対応・行動を心がけます。

当院へ来られる患者さんの中には、泌尿器科という性質上、恥ずかしい気持ちを抱えて来られる方もいらっしゃいます。他人に知られたくない病状などを伝えていただくため、プライバシーの保護には細心の注意を払います。また診察や検査には羞恥心を伴うものもありますので、これらを可能な限り軽減できるように努めて参ります。

診診連携・病診連携を大事にします。

専門性を生かした医療を中心に行いますが、患者さんの診察にあたっては併存する疾患にも十分に注意しながら診療を行います。併存疾患に専門的な治療が必要な場合は近隣の専門医がいる診療所を紹介します。また泌尿器科疾患であっても、手術など当院では行えない治療につきましては近隣の基幹病院や大病院を速やかに紹介いたします。

経歴

資格および所属学会